CLINICS
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  2. オンライン診療安心安全への取り組みについて

オンライン診療
安心安全への取り組みについて

適切なオンライン診療の普及に向けて

外来、入院、訪問診療に次ぐ、4つめの診療スタイルとして注目を集めているオンライン診療。特に「かかりつけ機能」の強化のため、クリニックを中心として普及が進んでいます。その一方で、オンライン診療はあくまでも対面診療と組み合わせて行われるものであること、初診では原則的に対面診療が必須であることなど、適切に利用されるために必要な情報も、十分に浸透していないのが現状です。株式会社メドレーは、オンライン診療をリードする企業として、適切な普及に貢献できるよう情報発信を続けていきます。

オンライン診療を受ける前に

オンライン診療は、予約から受診、支払いまでをインターネットを通して行うことができる新しい通院のかたちです。仕事が忙しい方、育児中の方、定期的な治療が必要で通院がご負担になっている方でも、ご自宅から診察を受けることができます。
適切に治療を継続できるよう、患者様にはオンライン診療を受ける前に以下の注意事項を確認いただいています。

対面診療のイラスト

対面診療との組み合わせが必須

オンライン診療は、対面診療と組み合わせることでご利用いただけます。初診では原則的に対面診療が必要となります。また、診療内容や患者様の状態によって、初診・再診に関わらず対面診療が必要になる場合があります。

医師のイラスト

かかりつけ医と相談を推奨

オンライン診療にご関心のある方はまずかかりつけ医に相談することを推奨しています。初診は来院のうえ受診し医師がオンライン診療を利用可能と判断した場合のみ利用できます。

このような場合、まずは最寄りの医療機関への受診を推奨しています

  • 急性の症状がでている場合
  • 初めて当該医療機関を受診する場合
  • 検査や手術を受ける場合
  • その他、医師からオンライン診療での受診を許可されていない場合

医療業界におけるオンライン人材育成への取り組み

株式会社メドレーでは、オンライン診療の適切な普及に貢献するために、2016年のCLINICSのサービス提供開始以来、全国各地でセミナーや勉強会を実施してまいりました。このような実績が認められ、2019年には厚生労働省の事業である「遠隔医療従事者研修」を受託するなど、適切な情報提供や啓蒙活動も精力的に実施しています。

主な講演活動記録

CLINICSサミット

2016年12月,2018年4月 主催:株式会社メドレー

オンライン診療をテーマとしたイベントを過去2回開催いたしました。

  • 2016年12月 「CLINICSサミット ~共に考え、共に創る遠隔診療の未来~」

  • 2018年04月 「CLINICSサミット2018 〜今、オンライン診療にどう取り組むべきか〜」

CLINICSサミット写真

遠隔医療従事者研修の受託・実施

2019年1月 厚生労働省事業

厚生労働省事業である「遠隔医療従事者研修」を受託し、2019年1月〜3月の3ヶ月間で基礎研修8回、オンライン診療研修2回、計10回の研修を全国で実施しました。 合計で、基礎研修には434名、オンライン診療研修には131名の方にご参加いただき、アンケート集計の結果、8割以上の方に満足いただけた研修となりました。

遠隔医療従事者研修の写真

システムの安全性について

CLINICSでは、暗号化によるすべての通信の保護、秘匿性の高いオンライン診療の仕組み、情報漏洩リスクの最小化、不正ログインを防ぐアカウントロックの仕組みなど、セキュリティ強化に取り組んでいます。

暗号化により全ての通信を保護

データのやり取りの内容を外部から見ることができないよう、SSL通信を採用しています。また、SSL通信には、最高水準の暗号方式「2048bitのRSA鍵」を利用した方式を採用しています。

秘匿性の高いオンライン診察

診察ごとにユニークでランダムなURLを使い捨てているため、オンライン診察用のURLを推測することは不可能です。また、オンライン診察は医師と患者間の1対1にのみ限定され、仮に第3者がオンライン診察用のURLを入手したとしても、当該診察を傍受することはできません。

最小限に抑えられた個人情報

CLINICSでは、診察に必要なカルテ情報やクレジットカード情報は保管せず、ログインID、パスワード等、オンライン診療を行うのに必要最低限の情報のみ保管しています。決済には国内外の大手企業でも採用されている、信頼性の高い外部サービスを活用しており、万が一の際の情報漏洩リスクも最小限に抑えています。

不正ログインを防ぐアカウントロック、セッション管理

誤ったログインID・パスワードで一定回数以上ログインを試みられた場合、自動的にアカウントがロックされ、悪意のあるアクセスから保護します。セッションにも短い有効期限を設定しており、不正アクセスのリスクを低減しています。

第三者認証機構の認定

国際規格に基づくISMSクラウドセキュリティ認証を取得

2019年1月 厚生労働省事業

医療情報という機密性の高い情報を取り扱うサービスを提供する企業として、社内の情報管理体制やクラウドのセキュリティ対策をさらに強化し、社内外の環境変化に応じて継続的にセキュリティ水準を向上させていくことを目指し、 オンライン診療システム「CLINICS」 、 クラウド型電子カルテ「CLINICSカルテ」において、 ISMSクラウドセキュリティ認証「ISO/IEC 27017:2015」 、 ISMS認証「ISO/IEC 27001:2013」を取得しました。

※ISO/IEC 27001:2013(ISMS:Information Security Management System) は、情報資産の保護、利害関係者からの信頼を獲得するための“セキュリティ体制の確保”を目的としたフレームワークの国際規格です。※ ISO/IEC 27017:2015 は、ISO/IEC 27001:2013 の認証取得を前提としたクラウドサービスの提供及び利用に関わる情報セキュリティ管理策のための指針を示した国際規格です。クラウドサービスを提供する組織と利用する組織の両方を対象としたものです。

ISMSクラウドセキュリティ認証「ISO/IEC 27017:2015」 、ISMS認証「ISO/IEC 27001:2013」 ロゴ