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オンライン診療のリピート率ほぼ100%を実現!
地域医療の可能性を広げるためにもオンライン診療の活用は欠かせない

消化器科・皮膚科・呼吸器科
おばら消化器・肛門クリニック|小原 邦彦 院長
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東急多摩線 武蔵新田駅、昔ながらの風情ある商店街の先に位置するおばら消化器・肛門クリニック。院長である小原邦彦先生は大学病院や専門病院などでの勤務を経て、両親が1964年に開業した小原医院を承継する形で、2008年7月に同クリニックを開業した。「地域医療の一端を担う」という両親の意思を引き継いだ小原先生は、患者目線の診療を意識しさらに地域医療に貢献するために、2017年5月よりCLINICSを活用したオンライン診療に取り組んでいる。

オンライン診療導入のきっかけは「病院へ行きたくない/行けない」患者への共感

「肛門科はそもそも行きたい場所ではないじゃないですか。」と小原先生は話す。肛門科の診察は、人によってはデリケートなものであるがゆえ、通院のハードルが高くなる。地域に根ざしたクリニックであればあるほど他人の目が気になるし、相手が医者とはいえ患部が患部なだけに恥ずかしさもある。特に女性や若い患者の多くは病院へ行くのを躊躇するかもしれない。 「病名も確定しお薬も決まっている患者さんの立場にたった時、わざわざ肛門科に行かなくても家でお話ができて薬を貰えるのであれば、それに越したことはない。」 と小原先生は患者の気持ちをくみ取っている。

加えて、子育て中のお母さんや仕事で忙しいビジネスパーソンは継続して通院することが難しい。そんな時に間違った治療や市販薬を選んでしまうと、完治が難しいだけでなく悪化してしまうこともある。地域に根ざしたクリニックであるからこそ、小原先生はそんな状況を見過ごすことはできなかった。
「通院したくない」患者への共感と、地域医療を担っていくという使命感が、オンライン診療の必要性を感じさせCLINICSの導入を決めた。

患者ニーズの受け皿として、オンライン診療は重要なツール

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おばら消化器・肛門クリニックではCLINICS上で次の診療メニューを提供している。

  • 排便障害・肛門科外来
    保険適用

    初診は対面診療となり、再診からオンラインをご利用頂けます。診察時間は10分程度です。本メニューは、肛門科や過敏性腸症候群に対する投薬、便秘薬や痔疾用薬剤の投薬の継続をサポートします。オンライン診療の場合診療内容により費用は多少変化しますが、予約料600円(郵送料込)+診察料(お薬代は別途調剤薬局でお支払い下さい)で合計1,000円程度です。なお通常の来院対面診療での自己負担額は600円程度です。

  • AGA外来
    保険適用外

    当診療メニューは自由診療です。初診からオンラインをご利用頂けます。診察時間はお一人30分間程度となります。AGA(男性脱毛症)とは、思春期以降の男性の進行性の脱毛症の略です。うす毛を気にされている方は多く、進行性であることより、簡単な問診でお薬を処方させていただきます。費用ですが、予約料2,000円(郵送料込)+診察料+お薬代で合計約10,000円となります。

  • 禁煙外来
    保険適用外

    治療期間は12週間で診療回数は5回です。初回はご来院頂き治療内容や計画をご説明し治療薬の処方を行います。2回目以降はオンラインで継続します。費用は初回は9000円(予約料600円、診察・薬代・ 郵送費込)でその後の5回目までの診察料総額は約50, 000円(薬代・郵送費込)です。ちなみに1日1箱以上の喫煙で1日のタバコ代を500円と計算すると12週間のタバコ代は約45,000円程です。

  • 潰瘍性大腸炎の方専用メニュー
    保険適用

    この病気は働き盛りの方に多く、定期的な通院が負担になることも少なくありません。遠隔診療を通じ受診に際しての時間と場所の制約を最小限にし服薬の継続が可能になる取り組みを行っています。基本的には月に1回の診療を継続していただきます。予約料1,400円(郵送料込)+診察料(お薬代は別途調剤薬局でお支払い下さい)で合計1,800円程度となります。なお通常の対面診療の場合の自己負担額は1,400円程度です。

  • 検査結果の説明
    保険適用

    ポリープ切除後の組織検査や血液検査などの結果説明メニューです。検査結果説明をうけて、お薬の処方がある場合は予約料600円+診察料で合計1000程度(来院対面診療の場合の自己負担600円)、お薬の処方がない場合には予約料600円+診察料で合計800円程度(来院対面診療の場合の自己負担400円程度)となります。このメニューをご利用いただいた方は遠隔診療を通じて次回の大腸内視鏡検査予約が可能となります。

  • 内視鏡検査カウンセリング&予約メニュー
    保険適用外

    検査自体は保険でおこないます。以下条件に該当する方は受診歴のない方でも本メニューをご利用できます。医師と会話し検査日程を決めます。本メニュー予約のみでは内視鏡の予約は確定されないのでご注意下さい。検査への不安にもお答えします。
    1便秘・血便等の自覚症状のない方(健康診断で要精査の指示等)
    2大腸検査の場合、検査当日は前処置のために午前中から来院可能な方
    予約料600円、カウンセリング料400円

お尻の病気や便秘、下痢、潰瘍性大腸炎は若年層が多いそうだ。しかしながら前述の通り、子育てが忙しいお母さんや仕事で忙しいビジネスパーソンの継続した治療はなかなか難しい。そういった患者には積極的にオンライン診療を勧め、「処方された薬を継続して服用または外用して完治させたい」というニーズの受け皿として活用している。

オンライン診療のリピート率はほぼ100% !「一度使えばその便利さを分かってもらえる」

おばら消化器・肛門クリニックは導入してから(2017年9月の取材時点で)まだ4ヶ月しか経っていないにも関わらず、オンライン診療をおこなう患者数がとても多い。一方でメドレーの患者向けサポートデスクへの問い合わせはほとんどない。そして オンライン診療を試した患者のほぼ全員がリピーターになっている。

つまり患者にオンライン診療の利便性を感じてもらうことができ、無理なく使われているということだ。

1分程度の説明とその後一度体験してもらうだけで、便利さを感じる患者がとても多いと小原先生は語る。「患者さんにとって最初のハードルは登録すること。登録までの説明はもちろんしますし、ダウンロード後についても自分のスマホで実際に操作して見せてあげています。『ほら、簡単でしょう?』って。」
オンライン診療の方が患者の負担が少ないと判断すれば、少しでもハードルを下げるために上記の説明以外にも工夫している。そのひとつとして、 QRコード(CLINICSを導入している医療機関を検索するためのもの)をシールにして、それを診察券に貼っている。 患者の目線に立って手間を一つでもなくすだけで、開始ハードルはぐっと下がるという。

「オンライン診療が必要な患者さんがいる」、だから医療のICT化は普及していくべき

小原先生にCLINICSの可能性について聞いてみた。

「今後の医療で必要になってくるということは、患者さんの声を聞いて強く感じています。ここ数年で、行くべきところに行かなくても、ネットで注文をすれば欲しいものが翌日には自宅に届くようになりました。ただしネット通販とは違い、医療はデリケートなものなので、同じような便利さだけを追求してはいけないですが、 拡張できるところはICTをうまく取り入れて患者さんに便利さを提供することが必要 なのではないか、と思います。」

若い人に多い難病である潰瘍性大腸炎の診療にオンライン診療を活用し、より納得できる医療の提供を

小原先生も診ている「潰瘍性大腸炎」は難病指定されている。昨今の食習慣や高ストレスにより患者数は大幅に増えており、今後ますますの増加が危惧される。軽症・重症問わず大きな病院に患者が押し寄せた場合パンク状態になり、充分な医療を受けられない患者が出てくる可能性があるそうだ。重症、軽症によって大規模病院と地域の医療機関が分担して診ていくことが重要だという。

医療難民の増加が懸念される昨今において、これは潰瘍性大腸炎のような難病に限った問題ではない。 「病診連携において逆紹介を受けた遠方在住の患者さんの服薬においては、コンプライアンス維持のためにも遠隔診療が果たせる役割は少なくないと思います。 大学病院の専門医とも話しています。」 と地域医療ならではの可能性を語ってくれた。

医療機関概要
医療機関名: おばら消化器・肛門クリニック
所在地: 東京都 大田区矢口2-11-23
院長: 小原 邦彦
TEL: 03-3750-8218