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2017.06.08

CLINICSの導入で事務負担が軽減!
診療により集中できる新たな院内オペレーションの構築へ

皮膚科
ふなくし皮膚科クリニック|舟串 直子 院長
Case13 01

つくばエクスプレス三郷中央駅から徒歩1分、駅前ロータリーに面したマンションの一階に位置するふなくし皮膚科クリニック。院長の舟串直子先生は「待ち時間を少なく、通院しやすく!」をモットーに、院内のバリアフリー化やキッズスペースの設置などさまざまな取り組みを行っている。その一環として、2016年7月よりCLINICSの利用を開始している。

予約を取りやすくしたいと思っていたところにオンライン診療の案内FAXが届いた

「導入しようと思ったきっかけは、完全予約制を始めたことでした。もともとは予約してもしなくてもよいという形で、できるだけ多くの患者さんの診察をして早く治してもらおうと思っていたのですが、だんだん患者さんが増えてきて待ち時間が伸びてしまったため、ご迷惑おかけしないようにと2016年の5月から完全予約制に変えました。しかし今度は予約が取りづらい患者さんが出てきてしまったので、 症状が落ち着いていて、お薬の処方が中心の方はオンライン診療を利用してもらえれば、患者さんの負担が減る と思い導入しました。」と舟串先生は語る。

会社の廊下から、散歩中の公園から、気軽にオンライン診療を使う患者

ふなくし皮膚科クリニックがCLINICS上で提供している診療メニューは、いずれも初診は必ず対面診察の必要があるものの、以降は経過が良好であればオンライン診療に移行することが可能である。

現在、最も利用が多いオンライン診療メニューは小児皮膚科診察だ。
「保湿剤の処方については、以前から、お薬をもらいに来るだけでお手間をかけて申し訳ないなと思っていました。塗り方は初めに十分説明しているので、再診以降はほとんど処方箋を出すだけでほかに特に処置などをすることもないのですが、オンライン診療なら継続的にコンタクトを取りつつ効率的に時間を使えます。十分オンラインで対応できると思っていたことが実際にうまくいっていますね。」

さらに先生によると、オンライン診療と舌下免疫療法は非常に相性が良いという。
「舌下免疫療法の患者さんは全員オンライン診療にしても大丈夫なくらいです。もちろん最初は血液検査をした上で、服薬方法や副作用のリスク、長期継続の必要性などを時間をかけて説明する必要があるのですが、その後は基本的に患者さんご自身に続けてもらう治療ですし、3年から5年くらい続けないといけないので通院の負担は大きいと思います。舌下免疫療法はオンライン診療のほうが便利だと思っています。」

診察室が一つ増えるようなイメージで、診療がさらに効率的に

オンライン診療を導入することで診療現場にどのような変化が起きたか伺ったところ、以前より効率的な事務処理ができるようになったという。
「お薬の処方中心の人がオンライン診療に変わったことで、事務の負担がすごく減っていると感じます。対面での診察だと、患者さんが来て受付をして、診察室に案内して、お会計をして、というようにその都度対応していましたが、 オンライン診療だと診察が終わったら画面上でお会計を入力すればクレジットカード決済で終わり ですよね。診察だけに集中できて、とても効率的でいいと思っています。」

具体的にどのようにオンライン診療を行っているのかについてもお聞きした。
「同じ時間帯に予約をした患者さんに関しては、基本的にはオンライン診療の方を先に診察します。オンラインが繋がればすぐに診察して、繋がらない場合などは対面の患者さんの診察をしながら様子を見てオンライン診療を行う、といった具合ですね。このクリニックでは診察室が2つと処置室がありますので、その3つをフル活用して医師が巡回する形で診察しています。そこにオンラインの患者さんがもう1人スタンバイしていることになるので、診察室が一つ増えるようなイメージですね。」

CLINICSが新聞やテレビに出て患者の持つイメージが変わった

「正直なところ、導入したばかりの頃は患者さんから『怪しいものでは?』というような不安感が伝わってきました。知らないものは怪しいと思ってしまうのも仕方ないと思っており、新聞などに出たら患者さんに紹介したいとメドレーさんに問い合わせたところ、すぐに新聞記事の切り抜きを載せたポスターを作ってくださり、 対応の早さ に驚きました。さらにテレビにも取り上げられ、政府の後押しもあってということで、こちらのスタッフとしても自信をもって患者さんに案内できるようになってきました。患者さんたちのイメージも変わってきています。もっと広く患者さんに良いイメージを持ってもらえるよう頑張ってほしいです。」

患者さんのニーズによりフィットした形の新しい診察スタイル

舟串先生はインタビューの最後に、オンライン診療に対する熱い想いを語ってくれた。
「私のクリニックでもまだ十分にオンライン診療が活用されているわけではないと個人的に感じています。まだまだ利用可能な患者さんはいると思いますし、もっともっと使ってほしいです。実際、水虫やじんましん、アトピーなどで 経過に問題はなく、お薬を処方して適切に使ってもらえれば十分治るのに、『忙しくて来られないんです』という患者さんも いらっしゃるのです。そういった患者さんに対して一人でも多くオンライン診療をご案内していきたいですね。オンライン診療はそういった患者さんのニーズによりフィットした新しい診療スタイルだと思うのです。もちろん、オンラインのほうが合う患者さんも対面が必要な患者さんもいて、これからの医師はどちらも臨機応変にやっていく必要があると感じています。また、今後オンライン診療の普及のために、保険点数の加算などの制度的な後押しがあればとも思います。そうすれば、どんどん導入する医療機関が広がっていくと思うので、政府の後押しにも期待したいです。」

医療機関概要
医療機関名: ふなくし皮膚科クリニック
所在地: 埼玉県三郷市中央一丁目2-1ザ・ライオンズ三郷中央C棟1階
院長: 舟串 直子
TEL: 048-954-2794